奈良県立医科大学関連
パジャマdeおめかし企画第2弾
川口 昌彦
[ 奈良県立医科大学関連 ]
奈良県立医科大学では、細井裕司理事長を中心に、“医学を基礎とするまちづくり(Medicine-Based Town: MBT)を推進しており、中期計画にまちづくりという項目がある珍しい大学です。今井町は、奈良県立医科大学のすぐ横に位置する、中世からの町並みが残る、とても趣のある町で、MBTと連携した取り組みを行っています。その一つとして、着物でジャズ、今井町(Kimono Jazzgl)があります。伝統あるまちで、文化、芸術そして医療を融合させた”心のバリアフリー“を体験できるイベントを目指しています。伝統と文化を守り続けてきた今井町町並み保存会の方々と奈良県立医科大学の関係者、橿原市、また有志の方々と協力して、企画・開催しています。
2014年11月22日(土曜日)に第1回目の着物でジャズ、今井町を開催して以来、年1-2回、2019年までに計9回開催しております。今井町の順明寺がメインの会場ですが、その他、今井町の施設やカフェなど、今井町を散策しながら楽しんでいただけるような企画になっています。関西や全国で活躍するプロのミュ―ジシャン、地元のミュージシャン、奈良県の大学生のビッグバンドジャズ、落語、漫才、ファッションショーなどのパフォーマンスに加え、医療相談、健康チェック、ストレス軽減のためのアロママッサージやヨガ、アート展示など様々な方にご出演・ご参加いただきました。
着物を着て、今井町を散策し、音楽やアートでリラックスできる癒しの1日をきっかけに、心と心で健康をつないでいける社会になればと考えております。2020年は新型コロナウイルス感染症の状況により残念ながら開催できませんが、2019年11月4日に開催された、“着物でジャズ、今井町2019” の模様を動画でお楽しみいただければと思います。
<主催>今井町じゃず実行委員会
<共催>今井町町並み保存会/奈良県立医科大学
<後援>橿原市